シミ取りクリームは、どれがいい?
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シミ取りに使いたいハイドロキノンの効果とは?

効果的なシミ取りのために、あなたはまず、何をしますか?

とりあえず口コミなどで評判のよい美白コスメを探すという人も多いでしょうが、まず、どんな成分がシミ取りに効果的で、それがどのように使用されているのかを知ることもシミ取りを行なっていく上で不可欠です。

シミ取り効果の高い成分として特に注目を集めているのは、ハイドロキノン。

肌をいたわる女性の写真

ハイドロキノンは、病院の皮膚科や美容外科などでもシミ取りの外用薬として処方されており、最近では美白化粧水や美容液にもハイドロキノン配合のものが多くなっています。

ハイドロキノンでのシミ取りとは具体的にどのようなものなのでしょう。

ハイドロキノンの美白効果がスゴい

ハイドロキノンは、もともとは写真の現像やゴムの酸化防止のために使用されていた薬品で、写真を現像する職人の手肌が白くなったことから人の皮膚への還元作用が発見されたもの。

欧米では40年以上も前から色素沈着の治療薬として一般的に使われています。

日本ではまだ知名度が低いものの、肌のシミの除去が期待できる成分として厚生労働省から認可を得ており、「肌の漂白剤」と呼ばれるほどの強力な美白効果が医療機関でも注目されています。

ハイドロキノンの優れた点は、すでに今できているシミを薄くし、さらにこれからできるシミ予備軍をブロックできること。

シミの除去と抑制の効果が同時に期待できるのは最強の美白力と言えますね。ハイドロキノンの具体的な働きは次のようになります。

【メラニンを作らせない】

紫外線を浴びると肌をダメージから守るために、肌の基底層にあるメラノサイト(色素細胞)がメラニン色素を作ります。

メラニンは、メラノサイト内にあるチロシンというアミノ酸がチロシナーゼ酵素と結合することによって生成されるのですが、ハイドロキノンはチロシナーゼ酵素よりも先にチロシンと結合する働きがあるため、チロシナーゼ酵素の働きを阻止し、チロシンがメラニンに変化することはできなくなるのです。

またハイドロキノンはメラニンを作る司令塔であるメラノサイトそのものの働きを抑制する作用もあり、メラノサイトの数を減らしてメラニン生成のスピードを遅らせるため、結果的にシミができにくくなります。

【できたシミを元に戻す】

メラニン色素はできた後に化学反応により酸化し、次第に濃く変色します。

酸化とは真逆の化学反応が還元で、色を次第に薄くしていくという働きのことです。

ハイドロキノンには酸化して黒くなってしまったメラニンを元の状態に戻す還元作用があるため、できてしまったシミも薄くなることが期待できるのです。

メラニンを還元する代わりにハイドロキノン自身が酸化し、酸化してしまうとハイドロキノンはその効力を失ってしまいますので、また新たにハイドロキノンを塗ることで還元作用が繰り返されます。

ハイドロキノンはこんなシミに使いたい

ひと口にシミといっても、シミにはさまざまな種類があります。紫外線が原因であるごく一般的なシミの「老人性色素斑」、ニキビや傷などの炎症によりできてしまった「炎症性色素沈着」、ホルモンバランスの乱れから頬骨の辺りに左右対称にぼんやりと広がる「肝斑」、細かい斑点状のシミが広がる「そばかす」など。

嬉しいことに、ハイドロキノンはこれらのどのタイプのシミにも効果が期待できます。

イボのように盛り上がったシミ、ホクロ、生まれつきのアザなどにはハイドロキノンの効果は期待できませんが、ごく一般的なシミなら、ほとんどのものがハイドロキノンで改善できるのです。

ハイドロキノンを塗った皮膚は紫外線に対する抵抗力がなくなった状態なので、紫外線を浴びてしまうと大きなダメージを受けてしまいます。

そのためハイドロキノンの使用は紫外線の影響のない夜に行うのが基本。朝や日中に使用しなくてもハイドロキノンでの治療期間中は日中は必ず紫外線対策を忘れないようにすることが重要なポイントです。

また、ハイドロキノンは成分が不安定なので、空気に触れると酸化しやすくなるというデメリットがあります。

そのため放置していると1ヶ月ほどで茶褐色に変色しとても刺激の強い成分に変わってしまいます。

開封後は保管に注意してしながら1ヶ月以内に使い切るようにし、変色したものは使用しないように注意しましょう。

ハイドロキノンで、美白肌を目指して

今できているシミを薄くし、これからできるシミ予備群もブロックしてくれるハイドロキノンは、シミ取りの絶対的な存在。

一般的なシミ、肝斑はもちろん、ニキビや傷による炎症性色素沈着などにもハイドロキノンで効果が期待できるのですから、シミに悩んでいる方なら一度は使ってみたくなりますよね。

濃度の低いものなら、皮膚科に行かなくても市販で購入できるハイドロキノン配合のコスメもありますので、そういった軽めのものから試してみるのもいいかもしれません。

しかし、どんなに濃度が低くても、ハイドロキノンの使用は肌の様子をみながら慎重に行うこと。

使用中は紫外線対策と保湿ケアを念入りにすることも忘れないように気をつけて、シミのない美白肌を目指してくださいね。

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