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紫外線はシミの原因に!知っておくべき2つの紫外線の特徴と対策

できてしまったシミは、一刻も早く改善したい!

誰もがそう思うのは当然ですよね。できてしまったシミはできるだけ早い段階でケアすることがもちろん大切ですが、そのシミができてしまった原因をしっかりと認識することも非常に重要。

強い日差しに悩む女性

なぜなら原因がわかった上で適切なケアができていないと、シミはまた繰り返し出現し、根本的な改善につながらないからです。

シミのできる原因にはさまざまなものがありますが、まず、一番にあげられる紫外線のことについてしっかり知っておきましょう。

太陽の光と紫外線の種類

「シミのできる原因はなに?」と質問されたら、おそらくほとんどの人が「紫外線」と答えるはず。

それほどまでにシミの原因として有名な紫外線ですが、紫外線とは一体どういうものなのでしょうか?

太陽の光は、電気と磁気が影響しあってできる波、すなわち電磁波の一種。テレビなどの電波、エックス線などの放射線、電子レンジのマイクロ波なども同じ「電磁波」の仲間です。

リモコンから発せられる電磁波の絵

この波が1回うねるたびに進む距離を「波長」と言い、太陽の光は波長の短い順に紫外線、可視光線、赤外線に分けられます。

さらに紫外線の中では、波長の長い順にUV-A、UV-B、UV-Cとあり、波長が短い紫外線ほど有害。

もし一番波長の短いUV-Cをまともに肌に浴びてしまうと皮膚が焼けただれてしまいます。

しかしこの有害なUV-Cは大気圏のオゾン層が吸収してくれているので地表には届かず、私たちは太陽の下でも問題なく暮らすことができるのです。

地表に届き、私たちの肌に影響を与える2つの紫外線がUV-AとUV-B。この2つの性質の違いを詳しく見てみましょう。

UV-Aは肌の奥まで届き、じわじわと浸透

UV-Aは、太陽光線の約90%を占める紫外線で、天候や季節に関係なく1年中、地上に降り注いでいます。

UV-Aはそれほど強力な紫外線ではありませんが、波長が長いため雲や窓ガラスなどを突き抜けて私たちの体にダイレクトに降りそそぎます。

そして肌の奥深くまで到達し、肌の真皮までじわじわと浸透しコラーゲンを破壊してしまうという厄介な紫外線なのです。

さらにUV-Aは活性酸素を発生するさせるため、シミ、しわ、たるみなど肌に悪影響を与えやすいのです。

UV-Aは赤みや炎症がほとんど出ないので気づきにくいのですが、紫外線よる影響は浴びた直後ではなく中・長期的に現れるため、油断ができません。

UV-Bは強力なパワーで皮膚に炎症を起こす

UV-Bは太陽光線の約10%を占める紫外線。波長が短く、その大部分は表皮までしか届きません。

しかしそのエネルギーは強烈で、皮膚に炎症を起こして赤くする力がUV-Aの1000倍近くもあるのです。

アウトドアや海に行った際、たった数時間、外にいただけでも日焼けで肌が真っ赤になってしまったりするのは、このUV-Bの仕業です。

皮膚の表面にしか届かないとはいえ、肌細胞を傷つけたり炎症を引き起こして水膨れができたり、炎症が治まった後も色素沈着を起こしてシミ・しわを作ったり、ひどくなると皮膚ガンの原因になることもあり、健康面にも悪影響を及ぼすためUV-Bには注意が必要です。

紫外線でシミのできるしくみ

肌に紫外線があたると、表皮の一番下の基底層にある色素細胞メラノサイトに信号が送られ、メラノサイトはメラニンという色素を作り出します。

生成されたメラニンは細胞内に蓄えられ、いっぱいになるとメラノサイトの先端から表皮細胞に受け渡され、ここでメラニンが出現。

メラニンは表皮細胞内に留まり、紫外線から細胞核を守るために働くのです。

これがいわゆる日焼けで肌の色が濃くなった状態です。また表皮の一番下の基底層にある表皮細胞は分裂によって徐々に押し上げられ、最後は角質に変化し垢となって剥がれ落ちていきます。

肌のハーンオーバーを説明する図

これが肌の(ターンオーバー)。紫外線を浴びて作られたメラニンも、このターンオーバーによって細胞とともに剥がれ落ちていくので、通常の日焼けであれば約1カ月で消え、元通りの肌色に落ち着くしくみになっています。

しかし長時間にわたって紫外線を浴びてしまったり、強い紫外線をあびたりするとメラノサイトの数が増えメラニンの生成も活発になります。

さらにターンオーバーのサイクルがさまざまな原因で乱れがちになると、新陳代謝が落ちメラニンが排出されにくくなり皮膚の中に滞留してしまうことに。

紫外線を浴びることでどんどん増えるメラニン、そしてターンオーバーが追いつかず消えずに残ってしまうこのメラニンこそが、色素沈着が進んだシミの正体なのです。

紫外線対策はオールシーズン必要

ゴールデンウィーク前頃になると、気温もぐっと上がり、時には長袖だと汗ばむ陽気の日もありますよね。

その頃になるとドラッグストアの店頭にも紫外線対策、日焼けケアの商品がずらりと並び始めます。

そんな光景を目にすると、「そろそろ紫外線に気をつけなければいけない時期だな」と思ってしまいます。

紫外線対策は欠かせない

しかしシミの原因となる厄介な紫外線は、陽射しのない曇りの日や雨の日も、寒い冬にも、季節に関係なく1年中、降り注いでいます。

特にUV-Aは4月~8月が最も強くなりますが、冬の季節もその半分くらいまでしか弱まらないのです。

UV-Bは6月~8月が最も強く、冬は5分の1ぐらいまで弱まります。つまりUV-Bだけなら夏だけの対策でも十分といえますが、UV-Aは1年中、かなりの量が降り注いでいるので、紫外線対策は季節に関係なく1年を通して必要になるのです。

もちろん、紫外線量が増える4月から8月の間は特に注意して、紫外線対策も万全にしなければなりません。

1日のうちで、紫外線対策の必要な時間帯は?

1日のうちでも、時間帯によって紫外線の量は違ってきます。

紫外線量が最も多いのは、正午をはさんだ午前10時から午後2時。

この4時間だけで、1日に降り注ぐ紫外線量の約6割を占めています。

紫外線がピークになる時間帯はできるだけ外出しないようにするのが一番ですが、どうしても外に出なければいけない場合は日焼け止めを塗ったり、長袖、日傘、サングラスなどの小物で紫外線から肌をしっかりガードしましょう。

また夕方になると紫外線量は日中に比べて格段に少なくなりますが安心は禁物。

実は目に入る紫外線量は日中よりも朝や夕方のほうが多いとも言われているのです。

朝夕は陽射しもないので紫外線対策を怠りがちですが、サングラスで目を保護することを忘れないようにしましょう。

紫外線にはこんなメリットもあった!

シミの原因となる紫外線は、とかく悪者のイメージが強いのですが、私たちの体にとって良い所もあります。

太陽の光を浴びると気持ち良さを感じ、精神を安定させたり、ストレス発散の効果が期待できます。

また紫外線には体内のビタミンDの合成を促進させる効果もあります。ビタミンDはカルシウムのバランスを整えるサポートをしたり、骨の健康を保つために必要な栄養素。

ビタミンDは魚や卵を食べることで摂取もできますが、紫外線のUV-Bに当たることで、身体の中で勝手に作り出してくれるのですから嬉しいことですよね。

また紫外線には殺菌作用があり、洗濯物やお布団を太陽に当てて干すと、紫外線の殺菌力で微生物や細菌を死滅させることができます。

紫外線と上手に付き合い、シミ対策を

良い点もあり、悪いところもある紫外線ですが、太陽の光は地球上にはなくてはならないもの。

私たちの健康のためにも、必要なものです。

UV-A、UV-Bの2つの紫外線は1年を通して降り注いでいるためシミをつくる大きな原因であることは事実。

ですから紫外線の特性や肌に与える影響をしっかりと理解したうえで、シミを作らないよう対策をしながら紫外線と上手に付き合っていくことができると良いですね。

参考文献

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