シミ取りクリームは、どれがいい?
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シミは美白化粧品で消せるの?シミ取りクリームとの違いは?

美白に関する化粧品は数多く販売されていて、「シミが取れるといいなぁ」と期待して美白化粧品を買って使ってみたけれど、「何だか思っていたような効果が感じられないな。期待外れだった」という経験をしたことがある人は多いと思います。

「美白化粧品でシミ取れるって思っていたけど、違うの?」という疑問が浮かびませんか?

調べ物をしている女性

今回は、この違いについて書いてみました。せっかくお金を出して買うのなら、少しでも効果を実感したいし、損した気分にはなりたくないですものね。

「美白」というけど、どういう意味なの?

化粧品で使われる「美白」は、生まれつきの肌の色以上に白くしたり、シミを消したりというのではなく「紫外線によってメラニンが作られるのを抑えて、シミやソバカスを予防する」ということなのです。

自分が元々持っている肌の色よりも、もっと白くすることは残念ながらできません。

ちなみにどこで自分の元々の肌色を見るかというと、太ももや二の腕の内側。

「私は色黒に近くて、どんなに頑張っても色白にはなれそうにもない」という人も案外、太ももの内側や二の腕の内側は「あらっ、思ったよりも白いじゃない!?」と感じるのではありませんか?

そのような本来の肌色、つまり色素沈着やくすみのない肌を目指すのが美白化粧品の役割と言えます。

美白化粧品だけで、出来てしまったシミを薄くすることはできないの?

日焼け止めを塗って、ちゃんとケアをしていたのに気づいたら、ある日突然、顔にシミができているのに気づいて驚いてしまうこと、ありますよね?

「薄いホクロかな?」と思っていた小さいシミの色が少しずつ濃くなって、気になり始めると「絶対に消したい。何とかしたい!」と思ってしまいます。

美白化粧品にはアルブチン・コウジ酸・ビタミンCなどが配合されていて、新しいシミを作らないように予防はしてくれます。

でも本気でシミを薄くしたいと思っている人には美白化粧品のみでのケアは、十分だとは言えません。

効果に納得

外側から美白化粧品を使ってケアをしても肌の内側の奥深くまで、きちんと浸透して作用することは、なかなか難しいことです。

肌の奥に蓄積したメラニン全部に作用することはなく、肌表面に美白化粧品をつけているような状態になってしまっていることも多いのです。

年齢を重ねるごとに肌のターンオーバーは28日周期よりも遅くなって、古い角質が肌に残ってしまう状態が長引き、溜まっていたメラニンが肌の表面にでてきてシミになってしまいます。

美白化粧品は今後、肌の表面にでてくるシミを薄くしたり、抑えたりすることはできるかも知れません。

でも、できてしまったシミを自分で思い描いているように目立たなくしてくれる、という効果を美白化粧品だけに期待するのは完璧なケアとは言えないのです。

シミ取りができる方法はないの?

シミ取りに効果的だと言われるのが、ハイドロキノンです。

元々は写真の現像液に含まれている成分。写真の現像をしている人の手が白くなったことで、美白効果があることが発見されたのです。

ハイドロキノンの一番の特長は、今後できるシミを防ぐというだけではなく、今出来てしまっているシミを薄くする効果が期待されることです。

ハイドロキノンの働きは以下の3つ。

  • 黒色メラニンを作りだすチロシナーゼの働きを抑える
  • 表皮の基底層にあるメラノサイトというメラニンの製造工場そのものの数を少なくしてくれる
  • 本来の肌を取り戻そうとする作用によって、メラニンの色を薄くする

またハイドロキノンは取り扱いに気をつけなければならない成分で、副作用もあるのですが、化粧品に配合されている濃度は比較的安全なため、そこまで心配する必要はありません。

ハイドロキノンは苺やブルーベリー、麦芽、コーヒー、紅茶にも含まれている天然の成分で、化粧品への配合で奨励されている濃度は2%まで。化粧品に配合できる濃度の上限は4%までと決められています。

ハイドロキノンの選び方。市販薬か医療機関、どっちがよいの?

ハイドロキノンを選ぶ時の大切なポイントは、濃度です。低すぎると効果が期待できないし、濃すぎてしまうと副作用が気になってしまいます。

市販されているもの

市販のハイドロキノンクリームの配合濃度は、ほとんどが1~4%程度です。一般的に安全性が高く、刺激が弱いのは濃度が1~3%のものです。特に敏感肌の人やハイドロキノンクリームを初めて使う人は、この範囲内で使い始めてみることをおすすめします。

肌が弱い人の場合は1~3%の濃度であっても肌に刺激を感じることがありますが、この範囲内で正しい使い方をして注意事項を守るようにすれば副作用を予防できます。

医療機関で処方されるもの

ハイドロキノンの濃度が4%を超えるものは、医療機関で処方してもらうことになります。ハイドロキノンクリームを処方してもらうことができる医療機関は美容皮膚科、美容外科、そして皮膚科の3つ。

シミの治療は病気ではなく肌を美しく整えることを目的としているので、健康保険の適用にはならず、全額自己負担になります。ハイドロキノンクリーム5gで、2,500円前後の値段ですが、他に初診料(再診料)・診察料・処方料などもかかります。

医療機関でハイドロキノンを処方してもらうことのメリットは早く効果を求めたい時や、医師の指導を受けながら定期的に通院することで、安心感があることが挙げられます。

ハイドロキノンクリームを使う時に気をつけたいことは?

ハイドロキノンはシミを薄くする効果が期待できる分だけ、扱いには気をつけなくてはいけません。どの治療薬でもそうですが、ハイドロキノンを使う時は用法・用量を必ず守ってくださいね。

※保湿に気を使う

ハイドロキノンは刺激が強いので肌がカサカサしたり、痒みがでたり乾燥しやすい状態になることがあります。だから十分に保湿をして、外の刺激から肌を守ってくれるバリア機能を高めるようにします。

※パッチテストを行う

濃度が4%以上になると、人によってはピリピリとした刺激を感じたり、皮膚が赤くなったりすることも。濃度が4%を超えるものは、医師の指導の元に使っているはずなので大丈夫だと思いますが、いきなり顔につけないで自分の肌に合うかどうかをパッチテストで確認してから使うようにします。

※使用期間

高濃度なハイドロキノンを長期間使ったり、低濃度であっても同じ場所に1年以上使ったりすると、肌の一部が真っ白になってしまう白斑という症状がでてしまう可能性があります。

※保管

光や熱に弱いという性質があるので、冷暗所で保管するようにして、1ヶ月を目安に使い切るようにします。(気温が25℃を越えるような時期は、冷蔵庫での保管がおすすめ)

※紫外線対策

ハイドロキノンをつけている時は、メラニンを作り出す働きが抑えられているので、紫外線の影響を受けやすい肌の状態になっている点にも注意してください。メラニンはシミの原因でもありますが、そもそも紫外線から肌を守ってくれる役目があるのです。

ハイドロキノンクリームを使用中は必ず日焼け止めを塗って、帽子や日傘でも紫外線対策をしっかりとするようにしてくださいね。

※シミのタイプ

ハイドロキノンクリームが有効なシミは、皮膚の浅い部分である基底層から表皮にできた老人性色素班や肝斑、そばかす、炎症性の色素沈着です。

薄くしたいと思っているシミのタイプが、ハイドロキノンの効果を期待できるシミと一致するかを確認することも大切。最初は、トライアルセットを利用するとよいです。

まとめ

美白化粧品の美白とは、しみ、そばかすを防ぐ目的であること。シミ取りがしたいなら、その効果が期待できるハイドロキノンを配合したクリームなどを使う必要があることが分かったかと思います。

美白は短期間で手に入れることはできません。メラニン色素を沈着させないように日々、小さな努力を積み重ね、長期的な視点でシミを今以上に増やさないという意識を持つようにしてみてはいかが?

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